入国手続きの流れ
飛行機が滑走路に着陸すると、乗務員から飛行機を降りる指示があります。
座席や荷物棚に忘れ物がないか確認してから、降りるようにしてください。特に 前部のシートポケットに入れた物は見落としがちなので、注意が必要です。
飛行機を降りたらArrivalの表示に従って進み、入国手続きをします。空港の規模や造りに関係なく、一連の流れは世界共通となっています。
到着(Arrival)→検疫(Quarantine)→入国審査(Immigration)→荷物受取(Baggage Claim)→関税(Customs)→到着ロビー(Arrival Lobby)の順です。
なお、飛行機からターミナルビルへは、ボーディングブリッジで直接渡る場合と バスで向かう場合があります。
また 検疫は、現在では ほとんどの国で手続きを省略しています。
入国審査の手続きについて
入国審査(ImmigrationあるいはPassport Control)は、到着した空港で 最も大切な手続きです。
入国しようとしている人物を その国に入れても問題ないか、ということが チェックされる場だからです。
と言っても、面倒なわけではありません。正規のパスポートで正しく入国しようとする限り、簡単な手続きでパスできます。
審査のブースは、Resident(その国の住民)と Non ResidentあるいはForeign Passport(他国の住民)に分かれています。
後者の方に並び、1人ずつ審査を行います。このとき、パスポート,ビザ,入国カードを提出します。
書類を見せるだけで済むこともありますが、入国の目的,滞在日数,滞在ホテルなどを質問されることもあります。
ですから、英語で答えられるよう 準備をしておきましょう。
観光目的だと「Sightseeing(サイトスィーイング)」,商用目的だと「Business(ビジネス)」,滞在日数5日間だと「5days(ファイブデイズ)」などと答えます。
そして、パスポートを返却してもらったら、入国審査は終了です。